NPO法人暮らしの教育機構さんが主催する「りんご箱文庫」は、読み終わった本を、次に大切にしてくれる方へリレーする活動です。
寄贈品として集めた絵本を1冊一律200円にて販売する活動。
また、3冊以上の持ち込みで別の本1冊と交換もできるというルールになっています。
子育て中のスタッフが当時、それぞれ1歳から小学生を持つママスタッフ同士の会話から始まった活動です。
「子供に絵本をたくさん読んであげたいとは思うけど、結構高い。」
「図書館に行っても子どもたちから目を離せずに結局じっくり選べない。」
そんな思いをしている一方で、
「子供がある程度大きくなると読みたい本も変わってくる。」という意見も出ました。
そこで、だったら読まなくなった本を引き取って手に届きやすい価格で販売したり交換したらどうだろう?と、スタートすることにしたそうです。
また、働くお母さんが増えゆったりと絵本を読む時間は減っているように思います。ですが、子どもを膝に入れて絵本を読む時間は子どもにとってもお母さんにとってもきっとかけがえのない時間。200円で絵本を手にできることによって、たくさんの家族が少しでも親子の時間を多くとれるようになったら嬉しい。という想いも活動に込めています。
2015年からスタートし、すでにリレーされた本は1000冊を超えています。また、 若いママ同士の交換もありますが、子育てが一段落したママから、若いママの役に立てればとご寄贈をいただくことも増えているそうです。まさに世代を超えた絵本のリレーが行われています。
絵本の購入も寄贈も、場所をお借りしているリビングスタイルハウズさんの営業時間内であればいつでも可能です。
持ち込んでよい本など詳しくは NPO法人暮らしの教育機構さんホームページ へ
りんご箱文庫を運営している石原さんについてのご紹介記事はこちら
《りんご箱文庫》
場所:戸崎元町4-1 リビングスタイルハウズ北館内
時間:9:00~19:00 火曜定休